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2.弾み車として

ブログ記事を書いたり、プロジェクトに取り組んだり、やらなければならないと分かっていても、なかなか動き出せない場合があります。

 

そんな時にMARMO HUBで「記事を書く」ことをおすすめします。これは“最初のひとかき”を与えてくれる弾み車のような役割を果たします。

 

最終的に人に見せることを前提に、ドラフト(草稿)として、もしくは自分なりの調査記事として記事を書くのです。

 

マインドマップを使うのも良いですが、マインドマップは「目次だけ」になりやすい傾向があります。「目次」と「内容」が重要であり、その両方を兼ね備えるのが「記事」です。マインドマップは大枠を描くのに向いていますが、詳細な肉付けや他者への共有を考えると、最終的には文章化が求められることが多いです。

 

最初は目次だけがいくつか並びますが、次第にそれらの目次に対する内容を追記するようになります。そして、また新しい目次が増えていくというサイクルが生まれます。このサイクルは大きなプロジェクトにも応用できますし、趣味や学習、個人的な目標設定にも有効です。

 

ここまで進むと、すでにその課題やプロジェクトに本腰を入れて取り組む段階に達しており、おそらく完了まで進めることができるでしょう。

 

もちろん記事は1日で書き上げることはほとんどありませんが、一度書き始めると、歩いているとき、風呂に入っているとき、寝る前など、リラックスしている時に目次や内容についてアイデアが浮かぶことが多くなるはずです。これは脳が“タスクを未完了”と認識しているため、自然と解決策を考え続けるからです。

 

特に「そういえばあれってどういうことだっけ?」と疑問が湧いてくるようであれば、とても良い兆候です。

 

その疑問を調べて記事に反映させることで、課題やプロジェクトがより解決や成功に近づくことがイメージできると思います。

 

もし全く筆が進まない場合は、「X. 背景」と一行書いてスタートしてみてください。

 

そもそもどういう経緯でその記事を書き始めたのか、思いついたことを適当に書くだけで構いません。そうすることで自然と「なぜ自分はこれをやりたいのか」「何が問題なのか」を明文化できるようになります。

 

次に、ChatGPTにコメントを求めてみるのも一案です。

 

そこから先はおそらく目次と内容が次々と増えていくでしょう。もちろん途中で記事全体をChatGPTに評価してもらったり、疑問点を提示してもらえば良いと思います。ChatGPTなどのAIツールは、発想を広げるきっかけになり、プロジェクトや学習を円滑に進める助けとなるはずです。

 

このように、腰が重いような状況の時には、弾み車として記事を書くことを試してみてください。

 

少しずつでも書き始めることで、自分の思考や行動を加速させるきっかけをつかんでいただけると嬉しいです。