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3.マーケティング

マーケティングという言葉にはさまざまな定義がありますが、ここではいわゆるマスマーケティングではなく、One to Oneマーケティングについて扱います。

 

個々人のニーズや興味に合わせてコンテンツを作成したり提案したりする、いわゆる顧客志向のマーケティング手法です。

 

一般的には「何かを売りたい」というときの手段として用いられる考え方ですが、それ以上に「自分だけの世界」から脱却するための方法としてマーケティングを考えてみていただきたいのです。

 

既に前述していますが、「自分だけの世界」に閉じこもっていると、深堀りできるレベルは非常に限定されます。趣味でも仕事でも、結局のところ人との関わりがすべてです。より高いレベルの能力を持っている人のもとには人が集まります。

 

マーケティングには以下の2つのパターンがあります。

 

自分で調べたり、作ったり、試したことを誰かに見せて話す

誰かと話をしている時に出た話題について調べたり、作ったり、試したことを誰かに見せて話す

一般的に、1はプロダクトアウト、2はマーケットインと呼ばれます。しかし、1だけで終わる場合はプロダクトアウトかもしれませんが、マーケティングの考え方を取り入れることで、最終的には1の結果として2が行われます。そのため、1と2が混在してサイクルする形になります。

 

このサイクルが回り続ける限り、新しいアイデアや改善点が生まれ、自分の能力も高まっていきます。

 

おそらくこの時点でイメージできると思いますが、このサイクルを繰り返していくことで、能力が向上し、提示できるアウトプット(アイデア、資料、プロトタイプなど)のレベルも向上します。

 

その結果、何かを売る機会や、仕事を受ける機会が増えるでしょう。それは文字通りの「売買」だけでなく、“自分のスキルやアイデアを認めてもらう”という形でも同じです。

 

たとえば仕事の現場や家庭生活では、次のような場面を考えてみてください。お客さんにコーヒーを出す際に、前回ブラックだったか覚えておらず「お砂糖とミルクはお使いになりますか?」と聞く人と、「前回ブラックでしたよね? 今回はいかがですか?」と聞く人では、どちらが価値が高いかは明らかです。このようなちょっとした気づかいも、一種のマーケティング的な視点から生まれるものです。

 

これをMARMO HUBの「記事を書いて人に見せる」という行動に置き換えてみてください。

 

「自分だけの世界」で記事を書かない人、記事を書いても誰にも見せない人よりも、「記事を書いて人に見せる人」の方が価値が高く、さらにその価値が高まっていくことは容易に想像できると思います。つまり、他の人からフィードバックを得ることで、新しいアイデアや施策につながるのです。

 

ぜひMARMO HUBで試してみてください。

 

最初は大げさに考えず、「人に見せるためのノート」くらいの感覚で始めると良いでしょう。