LABORATORY
|マーモラボ4.学習
何かを学ぶとき、書籍を読んだり、YouTubeを視聴したりしますが、何となくパラパラと読んだり、動画を流し聞きすることで得られる能力は「ざっくりとした概念」くらいではないでしょうか。
もちろん、そうしたマクロな視点での学習も重要です。そして、それを記事に書いて誰かに話せば、さまざまなアイデアが出てきたり、実行可能な計画にまで落とし込めるでしょう。
ただし、例えば数学のように「正誤がはっきりと決まっている」分野の学習では、ざっくりした概念だけでは通用しません。
紙とペンを持ち、実際に問題を解かなければ「わかっているつもり」で終わってしまうことが多いです。学生時代に少なからず経験したことがあるかもしれません。「講義を聞いているときはわかったつもりだったが、いざ問題を解こうとすると解けない」という現象です。
>
仕事でも同じことが言えます。企画や営業のフェーズでは「ざっくりとした概念」で物事が進みますが、やがて「契約」や「発注」のフェーズに移行します。
これ以降は、いわゆるQCD(Quality, Cost, Delivery)の「約束事」として全てが進行します。そのため、「ざっくりとした概念」ではなく「明確な論理」がベースとなり、トラブルが発生した際も「ざっくりとした概念」で報告書を書いてしまうと、とんでもないことになるのは想像に難くないでしょう。報告書に記載した対策がもしトラブル発生前に実施されていた場合、このトラブルは発生しなかったと言えるかどうかなど、「明確な論理」に基づいた説明が求められます。
「学習」とは、「ざっくりとした概念」と「正誤がはっきりと決まっている論理的なこと」の2つがあることが理解いただけたでしょうか。
これら両方をバランスよく身につける必要があり、そこにはアウトプットの場が不可欠です。
紙とペンは優れたツールであり、「ざっくりとした概念」と「正誤がはっきりと決まっている論理的なこと」のいずれにも対応できます。
しかし、一般的に紙とペンに書いた内容は「自分用」であり、それを使ってマーケティングを行うことはほとんどありません(ノートを持って見せる、など)。また、そのような目的でノートを書くことも少ないでしょう。
ただ、前述のとおり、マーケティングを行えばプロレベルに近づくことができますし、プロレベルの成果を求められる際には、マーケティングが不可欠です。
「レビューを受ける」のも「学習」であり、「マーケティング」と言えます。学習結果を他者に提示することで、初めて“客観的な評価”や“追加の疑問”を得ることができます。
MARMO HUBは、紙とペンにマーケティング機能を拡張したものと言えるでしょう。
また、ChatGPTを活用すれば、結果に至るまでの過程をステップバイステップで提示してもらうこともでき、非常にパワフルです。疑問点があればその都度質問できますし、回答に基づいてさらに深掘りすることも可能です。
数学でも報告書でも、「記事に書いて人に話す」ことで、論理的な間違いや理解不足を指摘してもらえるだけでなく、新しいアイデアを得ることもできるでしょう。
ぜひMARMO HUBを試してみてください。自分で書いてまとめることが、最大の学習効果を生むきっかけになるはずです。